わたしの内出血

頼むから静かにしてくれ

イン・ザ・サン・アゲイン

 

人はまた幸せになりたいと思うから、また頑張るんちゃうんかな

 

そうかもしれない。

私が幸せだなって思った瞬間って、いつだろう?

……

 受験勉強が終わって、勉強机を解体した時

 ドビュッシーの「アラベスク二番」を聴きながら、コーヒーを飲んだ午後

 母と資格の勉強をした時

 父とアナザースカイを見た金曜日

 

 

アナザースカイ、終わっちゃうんだって。

 

すごく悲しい、大学受験をしていたとき、塾から帰ると金ローは終わりかけで

アナザースカイを見ながら父と語り合っていた。

11時ごろにはアル中の母は寝静まるので、すごく気持ちの良い瞬間だった。

魂が落ち着くというか、なんというか。

 

今でも夜中に父が作ってくれたインスタントラーメンもやし多めの味を思い出せる。

あんまり美味しくはないんだけれどね、すごく好きだったよ。

 

 

たまに、自分がこの世界でこうやって息をしているのが不思議に感じられる。

 

私の嫌いな言葉は「責任」と「合流車線」なんだけれど、

日々生きれば生きるほど自分の社会的な責任が増えていく。

人生の選択肢が狭まっていく。

 

けれども、自分の精神的な年齢ってこれからは全然変わらないっていうのを考えると

うんざりしてしまう、私はこれからも生きていけるのか心配になる。

不安になる、すごく心配になる。

 

精神的に辛かった頃に感じていた離人感とはまた違うんだけれど

「あれ?私の人生ってこんなもので良いのだっけ?」ってたまに思う。

「こんなにつまらないんだっけ?」

 

でも、何よりも、つまらなくしているのは私自身なのである。

「責任」は他者がどうであれ、自分が良ければ最低限果たしていればいい。

「合流車線」を恐れていれば、どこにもいくことはできない。

 

では?今後の人生は?

少なくとも、なんとか変えることができる。

私には夢がある、私が描いている幸せが存在しているから。

それを叶えたい、だから明日からも頑張るんだと、私は私に語りかけたい。

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