わたしの内出血

頼むから静かにしてくれ

Hallelujah

 

社会に復帰して一ヶ月が経過した。

なんだかあっという間な気もするけれど、

働いていない頃の自分が想像つかないほど、昔にも感じる。

 

まずは手始め、働きたくなさすぎて海外留学からワーホリ、世界一周旅行記などを読みまくってめちゃくちゃ寝不足で出勤した。

転職じゃなくて、まず海外逃亡を考えるところが私らしいと思うな

 

フランスに移住したくて、移住した人のVlogを一日中見たりしていた。

非現実すぎて多分何も頭に入っていないとおもう。

なぜフランスなのか?

話すと長くならない、どうしてもフランスなのだ、私にはフランスしかなかった。

 

超フランスかぶれなので、フランス行ったことないのに

街の形とか通りの名前とか、角にあるおいしいご飯屋さんまで脳内再生できるようになった。

変態だな。

 

 

まあそうは言っても会社には行かなければいけないので、なんとか出勤した。

不登校とかと一緒で、行ってしまえばあとは心地いいものだと思う。

久しぶりに人と話して、私は生きているんだなあと思ったし。

 

人は存在意義を、コミュニティにおける貢献度にみいだす

的なことをアドラーは言っている。

私は別に新入社員なので、貢献しているわけではないけれど

やっぱり人に感謝されたり、話しかけられたりすると嬉しいものだ。

 

 

と感じていたのも最初の二週間まで。

やる気はだんだん下がっていき、本当にここ二週間は意気消沈していた。

プライベートでも、仕事でも正直、悲惨なことが続いた。

 

世間的に見れば普通なことかもしれない、劇的に考えすぎなのかもしれない

それでも、急に寒くなって、一昨日まで楽しく話をしていた人が急に亡くなって

友達から自分の存在を蔑ろにされれば、誰だってそこそこ落ち込む。

 

わりにしんどい。

会社と家の往復。

 

人って余裕がなくなると、本当に擦り切れていく。

娯楽を楽しめなくなるし、眠くて眠くて、すぐ寝ちゃって、一日中会社にいる気分になる。

すごく落ち込んでしまった。

ラインとかも返せなくなる。

私には彼氏がいないので、特別、心配してくれる人もいない。

それはメリットでもありデメリットでもあるのかもしれない。と久しぶりに思った。

 

それでも、思ったのは

それでもなんとかやっていかなければいけないのが社会人だ、ということだった。

私はわりに、期限に左右されないようになんとか頑張っている人間なのだが、

頑張るということは、基本的に気分に左右されやすいということだ。

そもそも躁鬱メンタル激弱人間なのだ、

周りに出さないように頑張っていても、週のほとんどを会社で過ごしてしまえば

滲み出るものも出てしまう。

 

それでも、なんとかやらなければいけないのである。

そんなあたりまえのことが、頑張れなかった。

 

でも私は少し自分を甘やかしてみようと思う。

10月、わりに頑張ったよ、自分。

 

元々生きる意味が分からなくて泣いていた人間が、

人生を暇つぶしで生きるように、片手間で扱えるようにまで成長して

今、なんとか「生きていくしかない」「頑張るしかない」

という思考に至っている。

 

本当に大成長だと思う。

すごいな、と思う。

少し足を踏み外せば、今私はここにいないかもしれないのに。

生きることを、なんとか頑張ろうとしている。

 

社会人になるって結構大変だ。

もっというと、社会人としての責任を持つって、大変だ。

社会という大きなコミュニティで存在意義を感じるって、難しいことだ。

 

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