わたしの内出血

頼むから静かにしてくれ

2021-01-01から1年間の記事一覧

月と六ペンス

感情には理性のあずかり知らぬ理屈がある 職業は何ですかって聞かれた 「ポール・ゴーギャンの前職と一緒です」って言っておいた、ちょっとかっこいいでしょ。 ポール・ゴーギャンは家族を捨てて画家になった。 画家にならざるを得なかった。 株式仲介人を経…

Hallelujah

社会に復帰して一ヶ月が経過した。 なんだかあっという間な気もするけれど、 働いていない頃の自分が想像つかないほど、昔にも感じる。 まずは手始め、働きたくなさすぎて海外留学からワーホリ、世界一周旅行記などを読みまくってめちゃくちゃ寝不足で出勤し…

イン・ザ・サン・アゲイン

人はまた幸せになりたいと思うから、また頑張るんちゃうんかな そうかもしれない。 私が幸せだなって思った瞬間って、いつだろう? …… 受験勉強が終わって、勉強机を解体した時 ドビュッシーの「アラベスク二番」を聴きながら、コーヒーを飲んだ午後 母と資…

Moonchild

She's a moonchildGathering the flowers in a gardenLovely moonchildDrifting on the echoes of the hours 彼女は月の子供 庭の花々を摘んでいる 愛らしい月の子供 時の言霊の間を漂う 「バッファロー'66」という映画をやっと見た。 この映画は1998年公開、…

OH!ブルーベリー

久しぶりに文章を書いてみたら結構心地が良かった。 私はわかりやすい人間なので、1度言葉にしたらもっと言葉にしてみたくなってしまった。 今日はとてもいい日だったので記録を残しておこうと思う。 2021年9月19日は日曜日だった。 1年前の今日、私は飲んだ…

Happy Together

【身の上話】 結構カルチャーには触れているんだけど、多分自分で見たり発信するよりも他人の意見に触れている時間の方が長い。 そろそろやめようと思う。 珍しく音楽と映画と本の話をします。 「タートルズ、なんて名前をバンド名に名づけるのは馬鹿げている…

ネトゲ廃人シュプレヒコール

リアルの世界は明日も 僕抜きに機能して回る 自由が丘の嘘みたいな嘘の街を思い出した 全てが張りぼてで、理想的に作られた街、 その中にあるトゥモローランドだけなぜか本物に見えた。 なぜだろう? トゥモローランドが似合う大人にはなれていない。 自由が…

Dance,Dance,Dance

冬になったらエッグノックを作ろう、 ポトフを煮て、赤ワインを飲んで、なんだか硬めのパンを食べたい 神様なんて信じていないけれど。 人はいつでも未来を生きている、未来への予防線。 まじあっちいのに欲しいのは秋服だし、 今年のクリスマスも一人で迎え…

ジュビリー

歓びとは 誰かが去るかなしみを 胸に抱きながらあふれた 一粒の雫なんだろう ka7788.hatenablog.com 忘れることは生きること 人は忘れることはない、思い出せないだけ 出会うために別れるのだと、 私の人生を支えてきた言葉はいくつかあるが、 別れることが…

カリフォルニア・ガールズ

人生はメタファーの連続なのかもしれない、と思う。 そう思うことがある。 昔、高校生の時の話 「若きウェルテルの悩み」を読んだ時のことを思い出した。 ゲーテによる著作、厨二病をくすぐる純愛とそれにまつわる自殺の話。 実際に話が面白かったとか、そうい…

いちごパフェが止まらない

「私が好きな事」に「パフェを作る事」を追加したい。 パフェを作る事は、実は建築と似ている、 大抵の人はパフェを作った経験が無いだろう。 ソースやアイスやフルーツを乗せて、一段一段を作っていく作業は、まるで素敵な家を建てるかのように思われる。 アラ…

勤めるリアル

就活が嫌すぎて、色々ぐだぐだして何社も落とされて 精神が崩壊すると思いきやそうでもなかった一年前を思い出す。 結構その時のブログとかよく見返すのが好きで、 就活を終えた一年前を振り返りながら自己分析をしている。 一年前の私が色々とうまくいかな…

Move on Up

特に、別に誰かというわけでなく、誰かに会いたくなる夜がある、 でもそれは明確として男だ。 私は基本的に男は嫌いだ。 一体誰なんだろうか、ゆったりとした重みを持つ ミュージカル映画を見ていても、好きな音楽を聴いていても 何かゆったりとした目眩のよ…

さわやか会社員

最近の気づき、私って意外にポジティブやんけ。 いや、マジでびっくりなんですけどね 社会人になって二ヶ月。 研修が終わって営業活動が始まって一ヶ月。 なかなか悪くないのである。 何度もお伝えするが、私はとても根暗な人間だ。 就活がうまくいかなかっ…

Over The Party

六本木ヒルズみたいなマンション 見たことないけど多分すごく デカいエグいカンケーない 新しく通った高速道路 ウェディングロード 新車のローン 今日の話をします。 友達と原宿から青山まで歩いた。 私は実はこれまでシティガールとしていろいろ東京を探索…

モダン ライフ イズ ラビッシュ

昔、高校生のときだったと思う、 「これからの人生計画」を授業で書かされたのを 思い出したのは生保一般課程の試験勉強をしていたからだ。 金融業界(しかも証券という)についている以上、お金の工面に関して、即ちお金を使うイベントについて色々勉強しなけ…

私は面白い絶対面白いたぶん

人は出会ったら必ず別れるものだと思います。その別れが怖いから、姉ちゃんは無理をしていました。 でも出会うために別れるのだと今気づきました。好きな人とお別れしたって、ちっとも泣くようなことじゃないって思いました。 ひとしおに、枯れるぜ。 ずっと…

Where Is My Mind?

Where is my mind?Where is my mind?Where is my mind? Way out in the waterSee it swimming なんて本? 落ち着いたら読んでみる 「海辺のカフカ」を読んでいる、 少年が四国へと旅立つ話、自由を求めて飛び立つ話。 四国の穏やかな海を思い出した、秋、台…

恋は永遠

サンタマリアのポプリ イソップのマラケシュ マルジェラのニット 無印の加湿器 ファイヤーキングのマグ 鍵はキーケースに入れない シングストリート 好きな人の部屋を一生懸命思い出している、 私はどうしても再現したかった。 あの部屋の香りとか飲んだレモ…

1984

でも大丈夫だよ、わたしが大好きな人たちは優しい人で包まれるように祈ってるから ようこそ 2021年4月1日の世界へいらっしゃいました。 涙が出るほど切なくて、寂しくて、でも絶望でもないのはちゃんと大人に近づいている証拠だろう。 人間というのは、一生…

Danny Boy

人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである アドラー心理学の根底に流れるこの考えにとても共感する。最近。 私は元々、シュールレアリスム信者だし、 つまりシュールレアリストになりたかったし、 だから気持ち悪い文章の書き方をあえてしてみるんだし、 「…

One Last Kiss

忘れることは生きること なのかもしれない。 これは、半分諦めである。 本当は何も忘れたくないのだ。 ka7788.hatenablog.com 忘れたくない、という若々しい抵抗のことも、ついに私は理解してしまった。 大人になったのだと思う。 忘れたくないけれど、忘れ…

リンダ・リンダ

先ほど、ベッドの上で本を読んでいた。 韓国焼酎のロックを「キリスト教入門」の上に載せていた。 ほろ酔いの上、サガンを読んでいたら、なんとなくまぶたが重くなってしまって、思考が停止した。 眠ると言うよりも、停止するといった方が正しい。 ぽたぽた…

Tomorrow Never Knows

離人感。そういったものを久しぶりに感じる事になった。 先日やりきれなくなってコンタックをODすることになったのだが、二日経っても体と心が乖離する感覚を味わっている。 離人感とは、つまり世界と自分の境界線が曖昧になる感覚である。「ドラえもんは3mm…

精神世界に触れたくてコンタックODした話

初めてLSDを服用したとき、何もかもが吹き飛んだ。 あまりの幸福感で神が見えた。葉っぱの一枚一枚に神が見えた。 12時間で数百年分の経験をするみたいなもんさ。 僕は変わったし、あれを機に以前の僕には戻れなくなった。 ジョージ・ハリスン 「ローリング…

美しい

純粋なクソがいい おしゃれなクソにジェラシー クソに魂込めた リボンを結んでみた 同じか? みんな同じか? メイク、化粧と普遍的な美について 書いておこうと思う。 先日友達に化粧をしてあげ、そして化粧をしてもらう機会があった。 純粋に自分がメイクが…

夢の外へ

1日遅れの二日酔い。 離脱症状のように汗が止まらない午前9時ごろ、いろんな小咄を思い出していた。 養子縁組の話 アネモネの話 香りでごまかす話 ルミネエストの話 自分で髪を切る「少女」の話 言語で語る話 醒めてみる夢の話 養子縁組の話 大学生活四年間…

INORI

神秘的な体験について、書いておこうと思う。 先日、教会に足を運んだ。 これまで生きてきた中で、多分初めてだったと思う。 うーん、結婚式とかのチャペルは教会じゃないよ、として。 単純に、人が祈りを捧げる場としてのカトリックの教会に初めて足を運ん…

空洞です

「Enter the void」なんですよね、実際。 友人の言葉、 空洞、ただそこに空っぽな自分が存在しているだけ そんな感じがしている。 残酷に恋が終わっていく。 死、に向かって行っている。 そんな姿を目の当たりにして、春の訪れを感じている。 春っていうのは…

忘れられないの

忘れることは生きること なのかもしれない。 これは、半分諦めである。 本当は何も忘れたくないのだ。 思い出と忘却、そして永遠の存在についてずっとずっと考えている。 大学生活が終わる、そう言った実感がもう目の前まで来ている。 最近 「なんだかんだで…