解放の1日だった。
心の中にネガティブモンスターがいるのは、もうご存知の通りだ。
私の中には私がいて、絶えずうじうじしているのは変えられなかった。
要はそこからどう自分で「ウジウジライン」を決めて、さっぱり切り替えるのかが生きていく上で必要だ。
私の上司は同じくネガティブモンスターを心で飼っているらしい。
毎日出勤するたびウジウジしているらしいが、彼女のウジウジラインは一つ目の横断歩道だそうだ。
一つ目の横断歩道を渡り切ることには自分でさっぱりと嫌なことを切り替える。
切り替えることで新しく踏み出す事ができるそうだ。
私は「無責任なポジティブ」で「絶望を愛する」人間だということを自覚している。
自分自身がネガティブなのにも関わらず、周りに対してはポジティブ(に見える振る舞い)をする。自己肯定感高めだと勘違いされやすいタイプだ。
また、絶望を愛する。絶望している自分は救いようがない、救いようがない環境から自分を救おうともしない。安心するからだ。成長しないことを選ぶのは楽だ。
「無責任なポジティブ」なりに、「絶望を愛する」ことをやめ、「ウジウジライン」を決めて前に進む事が、求められている。今。
ネガティブを克服できればどれだけ幸せになれるだろうか、克服することは怖いが、辛いが、進む必要があるんだ、なあ。
と考えている。
今日私はアルバイトで管理職になる決断を、やめた。
アルバイトに対して、疲弊した、精神的にも参った半年間だった。
管理職になる事へのプレッシャーで押しつぶされそうだった。期待が辛かった、自信がなかった、学生とうまくコミュニケーションが取れない事が辛かった。
本当にやめてしまいたくて、半年間ウジウジしていた。
しかし上司は、感づいて、無理しない事を勧めてくれた。
自信をつけなさいとか、経験しなさいとか、そういうレベルの話じゃない事を理解してくれた。
自分が向いている事、楽しい事を続けなさいと言ってくれたのだ。
その代わり、自分と向き合って、違った方面で成長する、前に進む思考転換の方法を教えてくれたのだ。
これは諦めではない。
一つ、ウジウジラインを乗り越えたんだと思う。
今私はとても解放されているし、新しい目標も見つけた。
私は私なりの立場で、変えられなくてもいいから、なんとかもう少し頑張ってみようと思う。
こんな救いようがないような仕事仲間だらけの中、ちゃんと向き合ってくれる上司がいて良かったと、心から感じている。