わたしの内出血

頼むから静かにしてくれ

正しい街

 

「真面目な人なんだね」

と言われて少し嬉しかった。

私は自分のことをちっとも、これぽちもメンヘラだと思っていない。

たぶん、

すこし、人よりも、恋愛に一生懸命なだけなのである。

すこし、人よりも、恋愛に真面目すぎるだけなのである。

 

そんな私が恋愛を真面目にやっていなかったことはもちろんあり、真面目になるまでに三年半くらいかかった。

気がつけばダラダラと書きたい時に書いているこのブログを書き続けるようになって三年半、私はいろいろと書き連ねてきたが

その三年半、私に恋人がいなかったことに気がついた。

 

三年半か、私にとってはとても長かった。貴重な二十代前半、彼氏との甘い思い出がないというのは、なんだか青春の一部としては物足りない気がする。

三年半前の私は恐ろしくメンタルをやられており、到底人と付き合える状態ではなかったのだが、今は、少しは大丈夫な私になれただろうか。(えーん、たぶんなれていない!)

 

 

そんなこんなで、三年半前に付き合った人のことを思い出さざるを得なかった。

 

先日2年ぶりくらいの友人と飲む機会があって、

その元恋人の近況について小耳に挟んだわけだが

彼女は長らくおらず、これからできる予定もなく、そして仕事漬けで忙しい日々を送っているとのことだった。

 

私はその時非常に悲しい思いをしてしまった。

せめて、もう少し相手が幸せになっていて欲しかった。

むしろ結婚しているとか、結婚秒読みだとか、私の事なんかなかったかのように突き抜けて幸せになっていて欲しかったのである。

なんだか申し訳ない気持ちになってしまって、少し頭を抱えた。

 

私はかなりその人に対してひどい仕打ちをして、

私は当時恐ろしくメンタルをやられていて

バイトと飲み三昧で大学にはまともに通っていなかった気がする。

私はかなりその人に対してひどい別れの告げ方をして、そのまま3年半が経過した。

 

その人に全くダメな点がなかったといえば記憶を美化しすぎな気がするけど

人との距離感が掴むのが苦手なだけで、悪い人ではなかったと思う。

 

私はその人と別れたことよりも、ひどい仕打ちをしてしまったことを割に長らく後悔していた。

人を傷つけてしまうくらいなら中途半端な気持ちで人と付き合うべきでないと思ったし、何より一連のことで自分が非常に傷ついているということに気がついたのだ。

 

やっぱり人を傷つけるのはよくないよなあ、どっちつかずな自分。と三年半。経過

 

 

うーん、いろいろ考えたけどでも

今回もやっぱりうまくはいかなかったな。

 

愛する人に愛されたいという単純な欲望を満たすのは非常に困難である。

人間に3大欲求と知性を与えた神様、マジ酷すぎる。

3大欲求が蔑ろにされるほど悩む人間、まじダルすぎる。

 

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